村上が重症 5月27日ヤクルトー日ハム

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

いやあ、昨日東京は一日雨が降り続き、てっきり中止かと思いましたが、しっかり9回までやりました。
この中止と強行の境目はなんなのでしょうか。要は足元がどれだけぬかるんで、特に投手がしっかり踏ん張って
投げられるかどうか、という当たりがポイントでしょうか。
ゴルフも似たようなところがありますが、ゴルフは特に雷が鳴ると即中止です。

さて昨日の対日ハム3戦目です。
先発の奥川は立ち上がり不安定な投球で、1番の五十幡に甘い球を二塁打されると、当たっている渡邊に
外角低めに落ちる変化球をうまく流され内野を抜かれました。
2回は1アウト後、8番捕手の石川に甘く真ん中に入るカーブ?をセンター前に運ばれ、続くピッチャーの池田には
「どうぞ送ってください」と言わんばかりの真ん中高めのストレートで送りバントされ、調子に乗っている
五十幡にタイムリーを打たれました。各回1失点筒でしのげたところが奥川の成長です。
3回以降は2被安打、無失点で6回まで投げ切りました。
特に6回は西川の当たりもショートへのライナーでラッキー、更に近藤のレフトへの飛球を青木がグラブに当てながら
弾き二塁打とされ、疲れの出る6回に足を引っ張られた感じでしたが、続く渡邊・ロドリゲスを連続三振に打ち取り
ました。ここが奥川の進歩です。
5回の1アウトからの自打席ではボテボテの二塁ゴロからの全力疾走で、一塁手のエラーを誘い、そこから山田の
2点タイムリーにつなげました。
私が再々言っている凡打した時のがっくりポーズ(特に塩見と村上が顕著)なんて格好つけていないで、
打つ・即全力疾走すれば内野安打になったり、エラーが出たりするわけで、それを正に投手の奥川が身をもって
示してくれました。他の選手は心に刻むべきです。

その塩見ですが1本塁打を含め昨日は4打数4安打の大当たりです。この塩見が1番にいると迫力が違います。
問題は高津監督がやっと捕手の古賀を8番に下げましたが、その代わりの元山が4タコのとほほでした。村上も4タコです。
高津監督は古賀を中村の跡継ぎに育てようとしているのか、特に金久保や昨日の奥川のように、近い将来の
ヤクルト投手陣の軸となる先発投手と組ませています。
古賀の育成も大事ですが、代わりに絶好調の中村を引っ込めることになってしまいます。
昨日は2番元山・4番村上・7番サンタナ・8番古賀・9番がノーヒットです。
勝てたのが奇跡みたいなものです。
奥川が6回2失点のQSでその後を今野・清水・マクガフの新勝利の方程式が頑張ったおかげです。

それにしても山田・青木に当たりが戻ってきましたが、村上がさっぱりです。
昨日の村上の唯一の晴れ舞台は8回ヤクルト3-2日ハムの競ったシーンで、山田が左前ヒットで出塁した
ところでした。ここで村上(左)は三振、次のオスナ(右)は申告敬遠です。
確かに日ハムのマウンドはサウスポーの宮西でしたが、にしても4番の村上と勝負して5番は敬遠とは極端です。
結局宮西は次の青木(左)に二塁打を喫し、決定的な2点を失いました。
これが相手チームからの村上の評価です。
高津監督は変に頑固なところがあり、村上の先発4番にも固執しています。
私が再々言ってますように、ヤクルトは巨人・阪神と比べると戦力的にも、層の厚さも大幅に劣ります。
その巨人・阪神と渡り合うためには、頭を使って、限られた戦力を機動的に駆使し、賢く・小ずるく立ち回らなければ
なりません。そのためにもそのうち修正してくれるだろうなんて村上を4番に置き続けていると、昨日の8回のような
はめになります。昨日は青木が尻拭いをしてくれましたが、オスナ・青木・サンタナの打順を繰り上げて、
村上を7番当たりのプレッシャーの少ない打順において、ついでにおかしなプライドも断ち切った方が
村上の成長のためにもなるかと、思います。

さて今日からは京セラドームでオリックスとの3連戦です。
ヤクルトはバンデンハーク・小川・スアレスでしょうか。
オリックスは山本・田嶋・増井です。ここも一気に勝ち越したいところです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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